F3B費用はどのくらいかかる?―上里模型グライダークラブの場合―
 貴方がグライダーに興味を引かれ、サーマル機をフライトさせているならばF3B機を飛ばすのは簡単です。フルモールドの空力を追求した機体はサーマル機よりも素直に飛びまわります。静気流で7分くらいは飛んでしまうその機体に慣れるとサーマル機よりも簡単にサーマルに乗せることもできます。その機体で競技会に出場し腕を競い合うわけです。

 機体は10万円〜20万円超まで様々ですが私の場合年にほぼ1機ずつ購入しています。機体は壊さなければ数年は使えますし、型が古くなりF3B競技会で使用しなくなった場合もスロープで使用すれば良いわけで小さなスロープ機が飛べない場合もサーマルを拾って飛ばすようなこともできます。ウインチは始めは購入する必要はありませんが1台15万円〜20万円程度で、購入すると10年は使えると思います。

 それではF3Bグライダーをフライトさせるのにどのくらい費用が掛かるか紹介します。私の所属するクラブでは年間会費は5,000円、曳航索の分担金10,000円位です。後は、競技会等の参加費ですが大体毎月行われるF3B、サーマル、スロープの参加費が平均して5,000円程度です。あとガソリン代ということで大体月に1〜2万円です。ということでゴルフ等と比べてもあまり遜色がないと思います。

 予選を通過して日本選手権に出場すると上里で行った場合で助手・索の分担金を含め6万円、岡山・笠岡の場合10万円程度掛かります。


2003/5/31