('05.02.20) − F3B日本選手権1ヶ月前 −

 気温は13℃と上がったものの今週も10〜16m/sの風がふき、寒く感じられました。
 ウインチは展開したものの機体を組む気力もあまり無く、車の陰でおしゃべりタイムが多くなりました。
 本日の参加者:岩田会長、浅野、天田、遠藤、木川田、齊藤、中村、西村、浜田、私(宮川)の10名。
拡大画像 浅野さんの新型戦闘機、EstrellaDP。インプレッションは次のとおりです。
 F3B機として有名なエストレラが新しくなりました。
 設計者のフィッシャーは更なる速度と距離の性能向上を目指し、新しい翼型で主翼のモールドを新作したのです。その翼型はドイツのDirk Pflug氏が開発した新しい翼型で、DP1.89/7.83と呼ばれる翼厚7.83%、キャンバー1.89%の翼型をアレンジしたものです。尚、翼型の座標は非公開です。
 このエストレラDPと呼ばれる新作機は今年の年初に、ドイツのエストレラチームの一員であるリーゼにより初飛行が行われ、私は2月初旬に日本では最初にフライトができました。
 胴体や尾翼は変更されていないため、見た目はほとんど変わりないですが、エルロンサーボが11mm厚のものしか装着できないことで、非常に薄翼になったことが感じられます。
 翼の付根部分が従来モデルと同じで、翼端方向に30cmほどかけて、翼厚が9%から7.8%に徐変されていきます。
 初飛行の印象ですが、まずは狙い通り、速度の乗りや、ターンの抜けが良いようです。特徴的なのはスピードを出した時の風切音が非常に静かなことです。失速特性も悪くなく、今まで通りの小さな旋回も可能。毎週のように10mを越す強風下での飛行しかできないので、滞空性能はまだ未知数ですが、とにかく進入性の良さは格段のものがあるので、これからが、大変楽しみな機体です。
by Asano
拡大画像 ウインチ用のパラシュートの生地には本物の生地が良いだろうと中古のパラシュートを購入した遠藤さん。
一寸開いてみました。
拡大画像 今日は榛名山方面からの風でした。
拡大画像 どうしても風が強いとこんな感じの時間が増えてしまいます。

2005/02/21